75 ハイドン自身のバリエーション。

75 Haydn: Piano Variations
イエネー・ヤンド(ピアノ)
Jandó Jenő(piano)

(リンクから音源に飛びます。)
~この画面は広告です!~
 COVID-19の影響で在宅の長い生活を送っている方も(私含め)多いと思います。仕方ないと思いつつ、この機会にとこのブログの導線を色々弄っていました^^;見えるところ見えていないところで色々変わっています。
 弱小な存在ではありますけども、それでもAmazonの聴き放題を利用してどなたかにお家の中でも音楽の出会いを少し楽しんで頂ければと思います。

 さて今回はテレワークのBGMにも良さそうな気がする、ハイドンのピアノ変奏曲集をお送りします。
 以前ブラームスのハイドン・バリエーションをブログで取り上げたことがありますけども、こちらはハイドン自身の作です。(ブラームスの方はリンクからどうぞ)
 本当に「バリエーション」。変奏曲しか入っていません^^;さすが多作なハイドン先生です…。
 でもこれを聴くと、ブラームスのあのハイドン・バリエーションが誕生した(しかもその元ネタがハイドン由来じゃなかったとしても)のも頷ける気がしますよ。
  • 20の変奏曲ト長調
  • 6つの変奏曲ハ長調
  • カプリッチョト長調「8人のへぼ仕立て屋に違いない」
  • 12の変奏曲変ホ長調
  • 「神よ皇帝フランツを支えたまえ」による変奏曲 
  • ディヴェルティメント ヘ長調 「先生と生徒」(連弾)
 変奏曲は一つの主旋律(自作オリジナルから他からの引用まで色々)をテーマに色々なアレンジというかミクスチャーといいますか、形が次第に変わっていく楽しさを味わうものですけども、こうやってタイトルを改めて確認すると、好きな曲に変なタイトルが付いていたりして驚きました^^;な、何故…。
 そして「神よ皇帝フランツを支えたまえ」は、ハイドンが作曲し弦楽四重奏77番ハ長調Op.76-3 Hob.III:77の中でも使われ、また現在のドイツ国歌「ドイツの歌」のモチーフとなっております。サッカーやF1などで聴き馴染みのあるあのフレーズが繰り返されますので親しみがあるかもしれません。
 弾んだようなピアノの明るい音色とともにホッとして頂けるのではないでしょうか。

 ※ブラームスのハイドン・バリエーションはこのあとも度々取り上げているので良かったら聴き比べにもどうぞ😂

コメント