161 突然聴きたくなる、メンデルスゾーン八重奏!

 161 Schubert: Piano Quintet in A Major "Trout" - Mendelssohn: String Octet in E-Flat Major
ヘンシェル弦楽四重奏団、ディオジェネス四重奏団、ゲロルト・フーバー(ピアノ)アレクサンドラ・ヘングステベック(コントラバス)
 Henschel Quartet,Diogenes Quartet,Gerold Huber(piano),Alexandra Hengstebeck(doublebass)

(上記リンクから音源に飛びます。)
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 突然ですけども、時折無性に「あ、あの曲を聴きたい!」と思ったりすることはないでしょうか。私は何曲かそんな衝動に駆られるような瞬間が訪れることがあります。
 そのひとつがメンデルスゾーンの弦楽八重奏(オクテット)です。
 このブログを始めた初期にもご紹介したくて探したりしたことがあったのですけども、その時は検索方法が下手だったのか実際に素敵!と思える音源が見つからなくて、それからはすっかり忘れておりました😅
 でもその時は突然やってきたのです。
 再び” mendelssohn octet”と検索すると、以前には見当たらなかった音源がいくつか登場しました。やはりこの3年ほどでサブスプリクションも大分一般化し、提供できる音源が増えたとも言えるのでしょうか。
ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」D667(シューベルト・1819年)
弦楽八重奏曲 変ホ長調 作品20(メンデルスゾーン・1825年)
 このヘンシェル四重奏団が外メンバーを交えて繰り広げられる音源は、録音もとてもいいのか高音質のUltra HDで聴いていると大変粒が立っていてリアリティがあり、何よりアンサンブルとしてもとても心地いい時間が流れます。
 ただ…メンデルスゾーンの前に「ます」があるんですよね。いや私「ます」も大好きですけども、お目当てに辿り着く前に時間を忘れて聴き入ってしまって困ってしまいます。
 
 でもシューベルトが22歳で「ます」を作った6年後に16歳のメンデルスゾーンが八重奏…古典派からロマン派への変化はこうも急ぎ足で華麗なのかとびっくりさせられます。ダイナミックな夕焼けを連想させる八重奏は、時折思い出したように聴きたくなる私の中の名曲の一つです。
 
 リンクもそんなわけでシューベルトとメンデルスゾーンの他の室内楽から。
 また作曲家ごとにプレイリストとして作るのも有りかも…というわけでメンデルスゾーンだけ八重奏を含めたプレイリスト「メンデルスゾーン少年時代」を作ってみました。こちらも良かったらご利用下さい。
(シューベルトはまた聴き込んでから!メンデルスゾーンはニ短調のバイオリン協奏曲も入ってます…。共通しているのは彼が13~16歳までに作った若かりし日の楽曲ということです。すげえな天才少年…と改めて。)

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