169 うららかなテレマン。

 169 Telemann
ジョバンニ・アントニーニ(リコーダー、シャリュモー、指揮)ティンダロ・カプアーノ(シャリュモー)エンリコ・オノフリ(バイオリン)イル・ジャルディーノ・アルモニコ
Giovanni Antonini(recorder,chalumeau,conductor), Tindaro Capuano(chalumeau), Enrico Onofri (violin) Il Giardino Armonico

(上記リンクから音源に飛びます。)
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 このブログを通して、クラシック音楽との新たな出会いを増やしたい、と考えているものの、音楽を聴いてみてかつ文章化するのは結構時間がかかるものです。
 とはいえ以前聴いてみた18世紀オーケストラの”The Hidden Reunion”あたりからようやく自分の興味がバロック音楽にも少しずつ向いてきたようです。

 その中で気になった作曲家ゲオルグ・フィリップ・テレマンについてさてどれから聴いてみようか…となったときに、Amazonがおすすめしてくれたのは、"Haydn 2032"シリーズでこのブログでも何度も取り上げたことのあるジョバンニ・アントニーニが指揮だけでなくリコーダーも演奏するという1枚でした。

リコーダーのための前奏曲(ジャック・オトテール)
リコーダーと弦楽のための組曲 イ短調 TWV 55:a2(テレマン)
リコーダー協奏曲 ハ長調 TWV 51:C1(テレマン・1735年)
四重奏曲 ヘ長調 TWV 43:F2(テレマン)
ターフェルムジーク 第1部 - 四重奏曲 ト短調 TWV 43:g3(テレマン)
 でもこのアルバム”TELEMANN”とジャケットに書いてあるのですけども、最初の曲はテレマン作じゃないのですね😂「フルート、リコーダー及びオーボエの原理」という本も書いた18世紀のフルートの名手ジャック・オトテールの作品でした。
 またしても「はじめましての方」とこうして出会う訳です。
 知らない単語もいくつか登場しており、 
  • ターフェルムジーク→食卓の音楽、(祝宴などの席で演奏される形の軽めの音楽。)
  • シャリュモー→クラリネットの前身であるフランスの民族楽器
 この辺りは後々もバロック音楽を知るには欠かさないキーワードとなるのだと思います。
 初心者の自分にはわからないことばかりですけども、それでもこの音源は何も知らなくても明るく快活に音楽を楽しむことが出来ますので、親しみを持って慣れていこうかと思います。特に四重奏曲はウキウキする春のような響きとアンニュイな優雅さが同居していて、個人的にもお気に入りです。
 
 今回リコーダーものを取り上げたので、リンクもヘンデルのリコーダー・ソナタをどうぞ~😊

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