158 ドライブのお供にヘンデル。

 158 Handel: Recorder Sonatas
フランス・ブリュッヘン(リコーダー)アンナー・ビルスマ (チェロ) グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
Frans Brüggen(recorder)Anner Bylsma(cello)Gustav Leonhardt(harpsichord)

(上記リンクから音源に飛びます。)
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 新年あけましておめでとうございます。皆様愉しいお正月となりましたでしょうか。
 2022年も自分のお勉強&サブスクで楽しめるクラシック音楽の魅力ご紹介をブログで綴っていけたら良いなと思っております。
 
 22年初回は、そんな年末年始に限らず、節目節目によく聴いている一枚をご紹介します。
 ヘンデルのリコーダーソナタってまたどうして…?と思われるかもしれませんけども、実はドライブ時にかけているものです。
 お持ちのお車によってカーライフは様々、中にはテレビをご覧になられていたりDVD再生されていたりするご家庭もあるかと思いますけども、当方ここ二台マツダ・ロードスターのため、低重心でエンジン音が近いこの車ですとクラシック音楽の仔細があまり良く聴こえません😂
 特に厚みあるオーケストラは難しいようで…。
 なのでAmazon MusicをUSB接続する際にも、車中だとポピュラー音楽にしたり、普段聴かない歌謡曲の魅力を探ったり、ニューエイジ・ミュージックを選んだり工夫が必要なのですけども、このアルバムは数少ない「例外」です。
 ドライブ時の眠気防止にももちろん役立っていますけども、穏やかな曲調に通るリコーダーの音色、メロディーの周りを彩るチェンバロ、更に補強ししっかり支えるチェロの通奏低音群が大変魅力的です。
リコーダーソナタイ短調作品1-4HWV362(1725~26年)
リコーダーソナタハ長調作品1-7HWV365
リコーダーソナタ変ロ長調 HWV377(フィッツウィリアム・ソナタ第1番・1724~25年)
リコーダーソナタト短調作品1-2HWV360(1726年)
ソナタニ短調 HWV367a(フィッツウィリアム・ソナタ第3番)
リコーダーソナタヘ長調作品1-11HWV369(1726~27年)

 このアルバムの多くを占める「作品1」はヘンデルが生前出版した「さまざまな楽器のためのソロ・ソナタ集 」から来ているもの…みたいなのですが正直よくわかりませんでした😅ただヘンデルは当時イギリス王室メンバーに音楽を教えていたようで、教育目的のために自筆譜が残されているという可能性があるようです。
「フィッツウィリアム・ソナタ」は1948年にイギリスのフィッツウィリアム博物館からヘンデル直筆譜が発見されたものです(ややこしいのですが、実際は2曲だったのに、当時の発見者が勝手に3曲扱いとしてしまい、現在は2番はなかったことになっているようです。)
 
 いや全くもって不勉強ですみませんが、今年はヘンデルさんと仲良くなりたいなぁと思いながら、まずは室内楽から聴いてみようかと色々マイミュージックに追加しています。今後ともヘンデルがこのブログに登場する可能性は高いかと思います。
 それに、ぜひヘンデルの楽曲を実演でも聴いてみたいなぁ…。
 そんなのんびりした感じの当ブログですけども、今後ともよかったらお付き合いいただければ幸いです。
 リンクは今まで(といっても1回だけだけど)登場したヘンデルのオルガンコンチェルトと、チェロのアンナー・ビルスマ追悼で取り上げたショパンを取り上げておきますね。

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