182 C.P.E Bach: Concerto pour piano, cordes et basse continue en ré mineur (Live)
クリスチャン・ツァハリアス(ピアノ)オーヴェルニュ室内管弦楽団
Christian Zacharias(piano), Orchestre National d'Auvergne
(上記リンクから音源に飛びます。)
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どうしてこのライブ録音に当たったのか良くおぼえていないのですが、この所この音源ばかり聴いておりました。大変ロマンチックです。
ただアンコールの曲名はAmazon違うことが書いてある気がするのですけども、多分こちらじゃないかと…調べるのに時間がかかってしまいました。(もしも間違っていたならすみません💦)
ピアノ協奏曲 ニ短調 Wq. 23, H. 427(1748年)幻想曲 ヘ長調 Wq. 59/5, H. 279(1784年)
この音源が凄いのは、恐らくフォルテピアノではなく普通のピアノでこの音楽が成立し、ドラマチックな世界を繰り広げられていることです。この音源ではじめて知ったクリスチャン・ツァハリアスさんも凄いし、この初期古典派のサウンドをキラキラと演奏しているオーヴェルニュ室内管弦楽団も素晴らしい。
大体お父さんのヨハン・セバスチャン・バッハの頃からピアノ(フォルテピアノ)が徐々に広まっていきましたけども、C.P.E.は彼の次男ですから、まだこの頃はピアノ全盛となっておらず、”Keyboard concerto”としてチェンバロ、フォルテピアノ、ピアノでの演奏が存在しています。
聴き比べ用として、チェンバロでの同曲をご紹介しておきますね。
18世紀後半はまだ両方がしっかり演奏会で使われていたということになるでしょうか。
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
Gustav Leonhardt(harpsichord)
(こちらも上記リンクから音源に飛びます。)
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同じ曲目でも、雰囲気がだいぶ異なりますよね。
グスタフ・レオンハルトの音源はバッハ親子の楽曲で収録されているので歴史を辿っている感じも味わえるかと思います。
どちらの音がお好みかは人によるかと思いますけども、とはいえ私はC.P.E.バッハのピアノコンチェルトも生演奏で聴きたい~!!と強く願うのでした。
是非日本のオーケストラの皆様、どうぞよろしくお願いいたします😌(でもN響ですらこの間彼のシンフォニアを取り上げたのが85年ぶりでしたけど…)
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