183 秋の夜長にカウンターテナー。

 183 À sa guitare
フィリップ・ジャルスキー (カウンターテナー)ティボー・ガルシア(ギター)
Philippe Jaroussky(countertenor)Thibaut Garcia(guitar)

(上記リンクから音源に飛びます。)
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 多分時々リュートもの(ヴァイスのリュートソナタなど)を聴いているせいなのか、Amazon Musicサブスクのおすすめにこちらが出てきました。
 男性二人がジャケットに写っているのに、聴いてみたら優しいものの高い声が聴こえてきてとてもびっくりしました😅カウンターテナーの方だったのですね。
 私は普段あまり歌曲を聴く方ではないのですけども、えらくロマンチックだったのでご紹介したいと思います。
 秋が深まってきたこの季節、移ろいゆく時間に思いをはせるにも、また作業用BGMとしてもとてもおすすめです。

プーランク:ギターに寄す
ダウランド:帰っておいで、やさしい愛が
ジョルダーニ:カーロ・ミオ・ベン
カッチーニ:愛がどんなものか知りたい者がいれば
グラナドス:ある女のまなざし
シューベルト:魔王 D.328
プーランク:ギターのためのサラバンド FP.179※
バルバラ:美しい九月(9月、なんて美しい季節)
パーセル:音楽は愛の糧 Z.379
ダウランド:暗闇に私は住みたい 
ルイス・ボンファ:カーニバルの朝
ヂレルマンド・ヘイス:バイーア女の風情※
モーツァルト:夕べの想い K.523
パイジェッロ:もはや私の心には感じない(うつろな心)
アリエル・ラミレス:アルフォンシーナと海
フォーレ:川のほとりで Op.8-1
フォーレ:夜曲 Op.43-2
ロッシーニ:この胸の高鳴りに(歌劇『タンクレーディ』より)
ヘラルド・マトス・ロドリゲス:ラ・クンパルシータ※
パーセル:私が地に伏す時(歌劇『ディドとエネアス』より)
フェデリコ・ガルシーア・ロルカ:アンダ・ハレオ
ブリテン:それは幻なのか(民謡編曲集より)
※印はギターソロ曲。

 この音源が凄いのは、ダウランドやパーセルといった16~17世紀のバロックから、モーツァルト、シューベルト、の古典派、ロッシーニ、フォーレ、プーランク、ブリテンといった19~20世紀の歌曲に、シャンソンやブラジルの現代音楽が時々混ざっているのに渾然一体となってまとまっていることにあるかと思います。
 特にフランスのシャンソン歌手、バルバラが作曲した美しい九月はうっとりするほどなので是非お楽しみいただければと思います。
 
 リンクはBGMとしても大変優秀な「プルーストのサロン音楽」とフォーレの舟唄を、こちらもリラックス要素を求めるときにでもいかがでしょうか?

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