93 Vienne 1900
樫本大進(バイオリン)エマニュエル・パユ(フルート)ポール・メイエ(クラリネット)
ズヴィ・プレッサー(チェロ)エリック・ル・サージュ(ピアノ)
Daishin Kashimoto(violin) Emmanuel Pahud(flute) Paul Meyer(clarinet) Zvi Plesser(cello) Eric Le Sage(piano)
(上記リンクから音源に飛びます。)
~この画面は広告です!~
最近Amazonのトップ画面やお薦めにアルファ・レーベル(以下αレーベル)の音源がよく出てくるようになったような気がします。
αレーベルはフランスの…古楽演奏の録音にもとても力が入っている、右上の「α」のロゴに、いつも興味深い写真や絵画を用いたジャケットワーク、そして特徴的な字体が特徴のクラシック・音楽レーベルです。
私はエリック・ル・サージュのシューマンをCD手にとった数年前から知っていたけれども、それにしてもこのαレーベルの最近のアグレッシブぶりはなんだかすごい。
聴き放題の特権(?)でもあり、このレーベルをお薦めとして紹介されてきたものはジャケ買いのように聴いてみたりするのだけども、このパトリシア・コパチンスカヤ(バイオリン)&ジョバンニ・アントニーニ+イル・ジャルディーノ・アルモニコのヴィヴァルディと現代音楽を組み合わせたアルバムなどは、最初からヘヴィメタルも真っ青?なグルーブ全開でどう許容して良いのか分からなかった程でした。(聴き応えは抜群で、とても面白かったことは面白かったですけども…)
※良かったらリンクしておきますのでこちらも是非どうぞ。
αレーベルはフランスの…古楽演奏の録音にもとても力が入っている、右上の「α」のロゴに、いつも興味深い写真や絵画を用いたジャケットワーク、そして特徴的な字体が特徴のクラシック・音楽レーベルです。
私はエリック・ル・サージュのシューマンをCD手にとった数年前から知っていたけれども、それにしてもこのαレーベルの最近のアグレッシブぶりはなんだかすごい。
聴き放題の特権(?)でもあり、このレーベルをお薦めとして紹介されてきたものはジャケ買いのように聴いてみたりするのだけども、このパトリシア・コパチンスカヤ(バイオリン)&ジョバンニ・アントニーニ+イル・ジャルディーノ・アルモニコのヴィヴァルディと現代音楽を組み合わせたアルバムなどは、最初からヘヴィメタルも真っ青?なグルーブ全開でどう許容して良いのか分からなかった程でした。(聴き応えは抜群で、とても面白かったことは面白かったですけども…)
※良かったらリンクしておきますのでこちらも是非どうぞ。
~この画面は広告です!~
それで今回はどうしようか迷ったのですけども、同じ時期にレーベル聴きをしてこれまた自分のあまり知らない分野の20世紀初頭の室内楽を集めたこのアルバムが(苦手意識の強い私でも)素直に愉しめて聴けたので、今回はこちらの方をご紹介することに。
勿論作品も耳にしたこともある作曲家の作品もあるにはあったのですけども、私は半分くらいの方はお名前しか知りませんでした。
・ピアノ三重奏曲 ニ長調 作品1(コルンゴルト/1910年)・クラリネット三重奏曲 ニ短調 作品3(ツェムリンスキー/1896年)・子供の魔法の角笛 第7曲~ラインの伝説(原曲マーラー/1899年/ロナルド・コーンフェル&エマニュエル・パユ フルートとピアノ編曲)・亡き子をしのぶ歌 第4曲~よく私は子供がただ散歩にでかけただけだと考える(原曲マーラー/1904年/ロナルド・コーンフェル&エマニュエル・パユ フルートとピアノ編曲)・ピアノソナタ 作品1(ベルク/1908年)・4つの小品 作品5(ベルク/1913年)・室内協奏曲から第2楽章アダージョ(原曲ベルク/1925年/作曲者によるクラリネット、バイオリン、チェロ編曲)・室内交響曲第1番 作品9(原曲シェーンベルク/1906年/ウェーベルンによるフルート、クラリネット、ピアノ編曲)
演奏メンバーが私の大好きなエリック・ル・サージュだけでなく、エマニュエル・パユ、ポール・メイエ、樫本大進などレ・ヴァン・フランセもしくはル・ポン国際音楽祭ですか!(ル・ポン国際音楽祭→樫本大進さんの地元赤穂~姫路で毎年10月に行われる室内楽の音楽祭。私は毎回F1とかぶって行けていないのですけども大変豪華メンバー!今年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となりました。)といった内容なのですけども、この音源を聴くとあらためてル・ポン国際音楽祭はこういった音楽が聴けるのか!という羨ましさにも満ち溢れています。
また演奏の完成度が高いだけでなく選曲も非常に考えられており、途中で挟まれるマーラーのフルートとピアノの編曲による小品2曲が箸休めの如くホッとさせるところがあり、(またパユのフルートがピッタリだったりします!)20世紀以降の楽曲の苦手意識を少しは和らげる効果をもたらしているのではないかと思います。
(いやタイトルからも一応まだ19世紀末であり20世紀は100年分ありますけども…)
また演奏の完成度が高いだけでなく選曲も非常に考えられており、途中で挟まれるマーラーのフルートとピアノの編曲による小品2曲が箸休めの如くホッとさせるところがあり、(またパユのフルートがピッタリだったりします!)20世紀以降の楽曲の苦手意識を少しは和らげる効果をもたらしているのではないかと思います。
(いやタイトルからも一応まだ19世紀末であり20世紀は100年分ありますけども…)
個人的には最近演奏会でも時々話題に上がるコルンゴルトのピアノトリオ、そしてツェムリンスキーのクラリネット3重奏曲の哀愁がこの季節によく合っている気がしています。
そういったわけで精力的に歴史を行ったり来たりしているαレーベルの音源はこれからも私は注目していきたいですし、もしもαの字をジャケットに見つけたら、まずお試し感覚でチャレンジしていただけると「お!」となること請け合いかと思いますよ😆
最後に私が今までご紹介してきたαレーベルものについてのリンクもご紹介しておきますね。そういえば大好きなHaydn2032シリーズもαレーベルからでした!(気がついてませんでした。トホホ…)
コメント