54 ハイドン潮流、日本版。

54 ハイドン:交響曲集 Vol. 7 第 37番、第 78番、第 16番、第 100番「軍隊」
Haydn symphonies No.37,78,16,100"Military"
飯森範親指揮/日本センチュリー交響楽団
Norichika Iimori(Conductor)  Japan Century Orchestra


(リンクから音源に飛びます。)
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   このブログのアイコンにもなっているハイドンさん、私が元々大好きな作曲家であることからも取り上げることが比較的多いと思います。加えてAmazonの聴き放題には何故かハイドンに関する尖った新規録音シリーズが収録されることが多く、数々の名盤と併せて聴くお楽しみがこの頃増えています(^o^)。
 例えば以前にもこちらで取り上げたジョヴァンニ・アントニーニ指揮/ イル・ジャルディーノ・アルモニコ、パーゼル室内管弦楽団の"Haydn 2032"シリーズ(今現在は既存リリース分全て聴くことが出来ます)の刺激的な録音類をよりどりみどりで聴くことが出来て大変楽しいハイドン界隈になっています。
 ここでもアルバムタイトルを上げていきますので、Amazon Music Unlimitedに入られている方は、音源名をクリックすればそのままお楽しみ頂けます!
Haydn 2032, Vol. 2: Il filosofo
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 この日本代表と言えそうなのが日本センチュリー交響楽団・飯森範親指揮の「ハイドンマラソン」シリーズです。

交響曲第37番ハ長調 (1758年)
交響曲第78番ハ短調 (1782年)
交響曲第16番変ロ長調 (不明)
交響曲第100番ト長調「軍隊」(1794年)

 日本センチュリー交響楽団のコンサートシリーズとも併せて現在第8集までリリースされているハイドン全集です。よーく見ないとジャケットが皆同じに見えるのだけはちょっとなんとかして欲しい^^;(色違いとかに出来なかったのかな…)けれども、それ以外ではとても優雅でハイドンの良さをモダン楽器+ピリオド演奏で満喫できる大変聴き応えのある演奏になっています。
加えて凄く立体的に聞こえるから、録音も相当良いんじゃないかな…)
 ハイドンの交響曲って104曲もありますし、タイトルが付いている曲ばかりでない(しかも副題は全て後年のものでハイドンと直接関係なし!)ですから覚えるのも大変と思われそうですが、楽曲の魅力を身近なところから掘り起こすのにも大変ステキなシリーズが目白押しというありがたい状況です。
 今回の音源も、この中で一番著名な100番「軍隊」も当世トルコ風の打楽器群も楽しくて勿論良いけれど、16番が大変爽やかな印象で私のお気に入り。何度も聴いています!
 全3楽章、13分弱しかない短い交響曲ですけども、良かったら是非どうぞ!

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