23 スークの Op. 25、「幻想的スケルツォ」

23 Suk: Fantastic Scherzo, Op. 25

レオン・ボットスタイン(指揮)/アメリカ交響楽団
   Leon Botstein/American Symphony Orchestra
 (リンクから音源の頁に飛びます。)
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  昨日はアルバムに入っていたカップリング曲にあったチェコの若い女性作曲家、カプラローヴァに心惹かれて22 スークからのリレー。女性作曲家による「軍隊シンフォニエッタ」を書いたのだけれども、本来ならば私はスークの楽曲を探していたのでした。

 カプラーロヴァー作曲の「軍隊シンフォニエッタ」と同じアルバムに収められていた「幻想的スケルツォ」がいつまでも続くおとぎ話のような、迷い込んだ桃源郷のような世界のような気がして、これがまた大変素晴らしかったのですけども、録音が古かったので今日は聴き比べとしてこの楽曲の他の演奏を聴いてみることに。

 クラシック好きな方ですと同曲でも指揮者やオーケストラ、採用された楽譜や録音された時代によって全く音楽の表現が違ってくるので、同じ曲目によってもまるで異なる印象を持つこともままあります。そういった比較が気軽に、しかも即できるのがこういった聴き放題の素晴らしい利点でしょう。
幻想的スケルツォ ト短調Op.25(1903年)

 それにしてもこの音源は潔いというか、この幻想的スケルツォしか入っていません。
 先程書いたように小波がいつまでもそよぐように、気がつくと同じフレーズに立ち返っていて夢に揺られているような気分になります。
 言語によって題が異なりますけども、同じ音楽が聴き放題には6種類ほどあるみたいです。繰り返しの回数なのか昨日のブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団の音源だと13分ないのに、この音源だと17分超えです(^_^;)同じ音楽のはずなのに、それも面白いですね…。
 「あ、都響(東京都交響楽団)でもご活躍されたヤクブ=フルシャさんの録音もあるのね。今度はそちらを聴いてみようかな?」とお気に入りの楽曲をまた違った趣で愉しむことができそうです(^o^) 
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