125 無料アップグレード!Ultra HDの恩恵を。

 125 Beethoven: Violin Sonatas Nos. 1-4
フランク・ペーター・ツィンマーマン(バイオリン)マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)
Frank Peter Zimmermann (violin) Martin Helmchen(piano)

(上記リンクから音源に飛びます。)

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 あまりに突然のことでびっくりしました。
 Amazonからやって来た1通のメールは宣伝?あるいはフィッシングメールかと疑いたくもなるような内容でしたけれども(オイ)全然違っておりました😲
「Amazon Music Unlimitedの方は、無料でAmazon Music HDにアップグレード出来るようになりました。」という内容です。
 Amazon Music Unlimitedの方(プライム会員月780円。家族プランなど他あり)は追加料金月1000円を払えばより高音質のAmazon Music HDに変更出来るのですけども、我が家の環境はYAMAHAのサウンドバー+古いミニコンポのスピーカーを2つ更につなげてUSB接続するだけの環境でしたらから、決してオーディオマニアでもないし、HDにしてもよく分からないだろうなぁと、今までそちらにはしてきませんでした。(尚、自分はヘッドホンでは殆ど音楽を聴きません。)

 月1000円の追加料金がチャラになるというあまりに太っ腹な内容に、メールを読んだだけではちょっと信じられないほどでしたけども、本当にAmazon Music Unlimitedの方は、無料でHDにアップグレード出来るようになっておりました。
 ただプラン切り替えが必要なので、メールが来た方はそちらから。また今からAmazon Music Unlimitedに入ってもAmazon Music HDとしてプライム会員の方は月780円で利用できます。(更に今なら4ヶ月無料体験も付きますよ!)是非この機会にいかがでしょうか。(元々Amazon Music HDご利用の方は、今後追加料金がかからなくなるそうです。年間版を申し込んでいる方は返金の可能性があり、要問合せ)


 そのうちAmazonの聴き放題は全てHDで統一されるのかしら?と思いつつポチッとプラン切り替えをすると、アプリの表示内容も少し変わり、音源の下に「HD」「Ultra HD」と表示されるものが格段に増えました。(全てではないですがかなり多くの音源がそういった対応になっています)従来音質との比較はこちらから御覧ください。
 私は今までの音質でも家で音楽を楽しむには充分である(体感としてはFMステレオ音質ぐらいかなぁと言う感じ)と思っていたのですけども
  • HD→…おお、もうCDのようなクリア感!
  • Ultra HDなんじゃこりゃ!より生っぽい!疑似コンサート気分!
 とプランを切り替えただけでこの違い!と大変ビックリしてしまいました。正直ここまで音響の鮮やかさが変わるとは思っておりませんでした。これがいわゆる「ハイレゾ」なんでしょうか?
 折角ですからここではUltra HDにあたる音源で何かご紹介できないかなぁ…と大慌てでブログ候補になった音源を探したのが、こちらのフランク・ペーター・ツィンマーマンのベートーヴェン、バイオリンソナタ集となります。
 
バイオリンソナタ第1番 ニ長調 作品12-1(1798年)
バイオリンソナタ第2番 イ長調 作品12-2(1798年)
バイオリンソナタ第3番 変ホ長調 作品12-3(1798年)
バイオリンソナタ第4番 イ短調 作品23(1801年)

 このバイオリンソナタ集は、実はピアノがあのバレンボイム+クリス・マーネ+スタインウェイが作った平行弦ピアノ「バレンボイム・ピアノ」を用いて録音されたものとなっています。それでチェックしていたのですけども、こういった形で、より素晴らしい音源のものをご紹介できて良かったです。実演を聴いたあとでこの音源を聴くと、やはり音の粒立ちが他のグランドピアノに比べて分離されて聴こえてくるような気がします。

 ただこのピアノソナタ集4番で終わっているんですよね…。4番と5番「春」は元々セットの予定だったということもあって、つながって聴きたかったと思ったりしてしまいましたけども。まぁその時は続編もありますのでこちらを続けてどうぞ!

 Beethoven: Violin Sonatas Nos. 5-7

(こちらも上記リンクから音源に飛びます。)
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 このブログではベートーヴェンでのバイオリンソナタ、以前にもスザンヌ・オガタ&イアン・ワトソンのフォルテピアノでの全集でご紹介しています。なんと!こちらもUltra HD!是非是非よりクリアに広がる音を聴き比べて音楽世界の違いをお楽しみいただきたいと思います。
 他のUltra HDについては…まだ全て確認したわけではないですけども、ブログでご紹介した中ではバッハ・コレギウム・ジャパンの第九、エリック・ル・サージュのフォーレやブラームス室内楽、ロビン・ティチアーティのハイドン、ラグナ・シルマーのクララ・シューマンピアノ協奏曲、岡本誠司さんのバッハ無伴奏パルティータはUltra HDのようでした。
 是非グレードアップして、よりリアルな臨場感を確かめてみてくださいね!
(あ、一応注意していただきたいのですけども…普段の環境ではHD化によって大変音質が上がり感激していますけども、iPad miniのスピーカーだけではイマイチグレードアップの良さが分かりませんでした。もしも変えてみてそんなに違う?と思った方は一度あなたの試聴環境の見直しもオススメしたいと思います…。)

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