151 えらい刺激的なモーツァルト。

 151 Mozart: Symphonies Nos. 39, 40 & 41 "Jupiter"
リッカルド・ミナーシ(指揮)アンサンブル・レゾナンツ
Riccardo Minasi(conductor)Ensemble Resonanz  

(上記リンクから音源に飛びます。)

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 一聴した時から、「なんじゃこりゃー!」とのけぞりそうになったモーツァルトの交響曲に纏わる一枚です。でもとても聴くのにも熱がはいったのでご紹介したいと思います。
 私はえらく刺激を感じたのも確かですが、中にはあんまりお好みでない演奏だと感じる方もいらっしゃるかも、と先にお断りしておきますね。
 でもモーツァルト苦手と思われている方ほど、気に入られるかも知れませんね。ものすごくダイナミックです。ちょっとロックコンサートの趣すら感じられます。
交響曲第39番 変ホ長調 K. 543(1788年)
交響曲第40番 ト短調 K. 550(1788年)
交響曲第41番 ハ長調 「ジュピター」K. 551(1788年)
 この音源を取り上げようと決めてから、はて、このリッカルド・ミナーシ&アンサンブル・レゾナンツって聞いたことがあるような…と思ったら、そうだ、つい先日カール・フィリップ・エマニエル・バッハの6つのシンフォニアで取り上げておりました!(それからも気に入ってよく聴いていたのにアーティストのことは全然覚えていませんでした😂)
 そういう意味ではC.P.E.バッハが築き上げた「疾風怒濤」の音楽感を彼の時代から続けて持ち込んだようなモーツァルトである、とも言えるかも知れませんね。
 今度こそ覚えたぞ、のリッカルド・ミナーシですけども…元々バロック・バイオリニスト、しかもお母様が日本の方で、近年指揮者としてもご活躍の方なのですね…。(東京都交響楽団とも演奏されたことがあるようです)
 うわ、今度来日されるときは演奏会是非行ってみたいです。Amazon Musicで関連を探せば聴いてみたい音源も芋づる式にワンサカ出てきて、嬉しい収穫でした。
 今40番を聴いてますけども、このあとリンクを辿ってフランス・ブリュッヘンの演奏とも聴き比べたいと思います…。
 とにかく一味違うモーツァルトです。興奮しすぎないようにしないと😨

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