148 9つある東京のオーケストラ。

 148 ハイドン:交響曲集 Vol. 9 第 92番「オックスフォード」、第 76番、第 90番

Haydn symphonies No.92”Oxford”,No.76,No.90

飯森範親(指揮)日本センチュリー交響楽団
Norichika Iimori(conductor)Japan Century Symphony Orchestra

(上記リンクから音源に飛びます。)
~この画面は広告です!~

 今回、演奏会の感想がメインで、Amazon Musicの聴き放題音源としては関係あるようなないような?内容の音源をご紹介しております。とはいえ相変わらず素敵な日本センチュリー交響楽団のハイドン・マラソンシリーズですので、BGM代わりにどうぞ。
交響曲第92番 ト長調 Hob. I:92”オックスフォード”(1789年)
交響曲第76番 変ホ長調 Hob. I:76(1782年)
交響曲第90番 ハ長調 Hob. I:90 (1788年)
 さて今回は2021年11月3日(水・祝)東京芸術劇場で行われた東京ニューシティ管弦楽団・第143回定期演奏会(指揮・鈴木秀美)の話題をメインにお送りしたいと思います。


 突然ですが、東京にはオーケストラというと…9つあるわけです。(一応公益社団法人日本オーケストラ連盟の正会員という括りです。更に、準会員やこれに属さない団体もあります。)
 こう並べてみると…いっぱいあるなぁ!
 私はかろうじて大体、何処かのオーケストラに、一度はコンサートに行ったことがあるかな?という程度のクラシック音楽ファンですけども、その中でも東京ニューシティ管弦楽団は最後のスタンプラリーになってしまいました。

 実は去年も行くチャンスがあったのですけども、当日寝坊して💦行き損ねてしまい、後でベートーヴェン2番の動画を見聞きして「わー…これは行くべきだった😫」と大変後悔したため、1年ぶりに雪辱を果たした形でもあります。
 まだ東京ニューシティ管弦楽団の演奏を聴いたことがない方は一度こちらの動画をどうぞ。(全曲楽しめます💛)
 当日の演奏会はこんな内容でした。
  • C.P.E.バッハ 弦楽のためのシンフォニア変ロ長調Wq.182-2
  • ハイドン 交響曲第86番ニ長調
  • ベートーヴェン 交響曲第1番ハ長調作品21
 私は鈴木秀美さんの作り出す音楽が好きでよくこのブログにも登場しますけども、その魅力はまずパンフレットから…ご出演される楽団にもよりますけども、ニューシティ管弦楽団のパンフレットには3頁のプログラム・ノートが指揮者自身によりふんだんに書かれていました。この鈴木秀美さんの文章からしてとても面白いので是非次回お越しの際はチェックしていただきたいです。不真面目な私のようなクラシック音楽ファンには18世紀末へのタイムスリップのような錯覚を覚えつつ、とても勉強になります。

 最初の「C.P.E.バッハ・弦楽のためのシンフォニア変ロ長調」は9月に行われたNHK交響楽団の第1937回定期演奏会と全く同じ曲でした。(その時の様子は下記リンクからどうぞ)
 この曲だけはN響の洗練された音形を聴いた後&かつ芸劇のボヤンとした音の広がりに戸惑い、この間のほうが良かったかなぁ…とちょっと思ってしまいましたけども、あとの2曲は大変心弾む素敵な音楽でした!18世紀末バンザイ!といった趣で見通しよく、立体的な音響と音楽の楽しさがストレートに伝わってきて、すっかり安心して身を委ねることが出来ました。(ベートーヴェン1番は1799~1800年の作なのでかろうじて18世紀末)
 9番目の東京オーケストラ体験となってしまったけれども、東京ニューシティ管弦楽団良いオーケストラじゃないですか!と嬉しくなりました。

 この東京ニューシティ管弦楽団ですけども、来年4月からお名前が変わり、「パシフィックフィルハーモニア東京」となります。
 リニューアルされるオーケストラの音楽監督に、今回日本センチュリー交響楽団でのハイドンの音源を指揮している飯森範親さんが就任されます。(今回の定期演奏会にもいらしていました。)
 ホールの入り口にはでっかいパネルが飾られていました。

 以前にもブログの何処かで書きましたけども、私がクラシック音楽ファンになったのは長年山形交響楽団の音楽監督を勤めて来られた飯森範親さんの運命からでしたし、山形交響楽団の定期演奏会を通じて鈴木秀美さんの音楽の魅力を知った人間ですので、今回山形で(勝手に)個人的信頼を勝ち取っている面々がこうして東京でお名前を揃えて見かけることをとても嬉しく思います。
 ぜひとも更に唸るラインナップでこのオーケストラのさらなる飛躍を期待したいところです。

 東京ニューシティ管弦楽団は来年4月にもハイドンの太鼓連打(103番)&ベートーヴェン英雄(3番)の演奏会が三度鈴木秀美さんによって用意されているようですし、飯森さんは12月に福間洸太朗さんのピアノでラヴェルの2曲のピアノ協奏曲(1曲は勿論左手の~)とベルリオーズの幻想交響曲プログラムに興味津々なのでまた近いうちに東京芸術劇場に足を運んでみようかなと思っています。

追伸
 この文章内でも触れたNHK交響楽団の第1937回定期演奏会ですけども、11月14日(日)2330~BSプレミアム「プレミアムシアター」で放送予定がございます!
 コンサートを満喫した方もそうでない方も是非チェックしてみて下さい😊

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