117 古典派とロマン派の架け橋、ギロヴェッツ。

117 Gyrowetz: String Quartets
ケルン・プレイエル四重奏団
Pleyel Quartett Köln

(上記リンクから音源に飛びます。)

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 突然ですけども、あなたはアダルベルト・マティアス・ギロヴェッツ(1763~1850)という作曲家の方をご存知でしょうか?…いえ、私は全く知りませんでした(オイ)
 では何故今回この作曲家に行き当たったかというと、家族がこの動画がとても良かったと教えてくれたことにありました。
 
 確かに、家族が薦めてくれたことだけあって、ハイドンの弦楽四重奏が好きな方はとても好きそう…ととても気になったのですけども、音源を探して聴いてみればどうして今まで知らなかったのかな、と思うほど古典派の作曲者としてとても面白いのです。
 ハイドンやモーツァルトと交流もあり(モーツァルトは彼の曲をシークレットで演奏して紹介したりもしてる)87年の生涯という、当時としてはとても長生きだったこともありベートーヴェンの葬儀で棺を担いだり、若かりしショパンは彼のピアノ協奏曲を演奏したりもしています。
弦楽四重奏曲 ト長調 作品29, No. 2
弦楽四重奏曲 ニ長調 作品13, No. 1
弦楽四重奏曲 変ホ長調 作品29, No. 1

 Amazonの聴き放題だと4枚ほどしかヒットしなかったのですけども、どれも大変魅力的です。古典派の作曲家が好きな方は聴いてみると「あれ、これモーツァルトに似ていない?」となったり「ハイドンにこんな感じのフレーズがあったような?」とギロヴェッツの世界観はとても楽しく受け入れられるのではないかと思います。

 是非、今後もラインナップや公演が増えるように「Gyrowetz」の名前は覚えていたほうが良さそうですね!!

 ここでは…私もこれまで全く知らなかった作曲家をご紹介。エヴァリストとジョセフのダッラーバコ親子の音楽を良かったらお楽しみ下さい!



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