91 秋の夜長はヨーゼフ・マルティン・クラウスで。

 91 Kraus: Sonatas & Trio
アントワネット・ローマン(バイオリン)、ヴォーン・シュレップ(フォルテピアノ)、フランク・ヴァルケカンプ(チェロ)
Antoinette Lohmann(violin)Vaughan Schlepp(fortepiano)Frank Wakelkamp(cello)

(リンクから音源に飛びます。)
~この画面は広告です!~
 私は「スウェーデンのモーツァルト」と呼ばれているヨーゼフ・マルティン・クラウスが好きで、彼の交響曲ハ短調VB142についてはこのブログでも取り上げたことがありますし(48 BloggerからGoogle Domainsにリニューアル?)自分の好きな交響曲5選に入るほどお気に入りです。流麗でドラマチックな旋律に惹かれ、更にもっと知りたくなって時折彼の他の楽曲を探したりしています。
 (クラウスがスウェーデンのモーツァルトと呼ばれているのは、楽曲の独自性+モーツァルトと生年が一緒、没年も1年しか違わなかった→ということは彼もモーツァルト同様に短命であったということから来ているのだと思います。)
 ところが…Krausだけでは中々Amazonの聴き放題で探しても出てこない^^;検索しても他にも現代音楽のアーティスト多数、クラシック音楽分野でも演奏者の方がいらっしゃって絞り込みがとても難しい。仕方なく”kraus 半角スペース+何か他のキーワード”を入れて探しています。(例えばkraus josephなど。でもこれもあまりヒットしませんでした…。)
 この室内楽集は結局”kraus sonata”で導き出されてきました。おお、この音源は、当時の鍵盤楽器であるフォルテピアノを用いている!ということで早速楽しんで聴きました。

バイオリン・ソナタ ニ長調 VB 159
バイオリン・ソナタ ハ長調 VB 160
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 VB 195
バイオリン・ソナタ 変ホ長調 VB 161
バイオリン・ソナタ ハ長調 VB 162
ピアノ三重奏曲 ニ長調 VB 171
 元はCD2枚組ということで、通しで聴くと2時間12分あります。
 同年代のモーツァルトやハイドン等がお好きな方は間違いなくストライクゾーンではないかと考えます。全般に穏やかでフォルテピアノのキラキラした響きをもたせつつ、どこか音のユーモアを随所に感じさせる音楽作りは、通しでじっくりと聴いていても、また読書や作業中のBGM(2hありますし^^;)としてもピッタリかと思います。
 筆者チークのこの秋おすすめの音源ですので良かったら皆様もどうぞ!

追伸
 そういえば自分の好きな交響曲5選に触れたので一応現在のプロフィール代わりに書いておきます…なんとなく趣向が伝わるでしょうか…。
(順不同・尚ハイドンは私の中で別枠扱いなので今回除外。また機会があればご紹介しますね。)
・シューマン2番
・ブラームス2番
・クラウス交響曲ハ短調VB142
・ベートーヴェン9番
・ブルックナー6番

コメント