64 ヤング・ブリテンの”ヤング・アポロ”。

64  Barber: Canzonetta - Britten: Les Illuminations & Young Apollo
ホセ・セレブリエール(指揮)キャロル・ファーリー(ソプラノ)
José Serebrier(conductor)Carole Farley(soprano)

(リンクから音源に飛びます。)
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 実は本当は別のアルバムをおすすめする予定でした…ジャケットも素敵だし演奏も素晴らしい。でも、よく見たら「アルバムタイトルになっている曲が聴き放題に入っていない!」^^;
 最近は大分少なくなってきましたが、Amazonが聴き放題を始めた頃はサンプル音源扱いとしてなのか、アルバムの一曲しか入っていなかったり、一部楽曲がカット(その部分は買って聴いてね)というのも結構ありました。
 でもそれでは長いこと聴いてもらえないから、最近は元々の音源はフル収録して「ボーナストラック、あるいはブックレットなどはアルバム買ってね」みたいなものも増えましたけども、さすがにメインの楽曲が収録されていないことには凹みました^^;なので残念ながらここでは外してしまいました。
 でもどうしてもそのアルバムに入っていた楽曲、ブリテンの”ヤング・アポロop.16 ”をご紹介したかったので他を探し直し、見つかったのがこのアルバムです。
組曲「思い出」作品28(管弦楽版・サミュエル・バーバー 1951年)
カンツォネッタ 作品48(サミュエル・バーバー 1978年)
イリュミナシオン 作品18(ベンジャミン・ブリテン 1939年)
ヤング・アポロ 作品16(ベンジャミン・ブリテン 1939年)
 これまたアルバムのアートワークがとても素敵!このデザインに接しただけでも得した気分になりますね…。
 しかもブリテンの”イルミナシオン”が入っていました。元々とても好きな楽曲なので単純に嬉しいですけども、カップリングのアメリカの作曲家、バーバーのSouvenir Op.28(邦題”思い出”)も楽しい音楽で、アルバム全体としても飽きさせない作りになっています。
 でもやっぱり”ヤング・アポロ”を今回は一押ししたいです。
 なんというか、ストレートにカッコいい!そしていかにもブリテン!!な8分ほどのピアノと弦楽での音楽でアルバムが締めくくられます。ブリテン26歳の作品、生前は出版されていなかったということなのであまり演奏機会がないかもですけども、ぜひ一回室内オーケストラとピアノで聴いてみたいものです。

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