58 福間洸太朗さんとシューマンと「蜜蜂と遠雷」。

58 福間洸太朗 シューマン: アベッグ変奏曲/ノヴェレッテ/3つの幻想的小品<期待の新進演奏家シリーズ>

福間洸太朗(ピアノ)Kotaro Fukuma(piano)

(リンクから音源に飛びます。)

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 実は、本当ならば映画「蜜蜂と遠雷」〜 福間洸太朗 plays 高島明石をメインに取り上げるつもりだったのですが、何故か聴き放題で聴ける筈なのに出てきません。
 こちらをお聴きになりたい方は上のリンクをクリックして下さい(画像は販売用のものです。こちらにあるボーナストラックは聴き放題には入ってません。)
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 10/04から公開の映画「蜜蜂と遠雷」
 ピアノコンクール(浜松国際ピアノコンクールがモデルになったと言われています)が舞台でも有り、主演4名のコンクール挑戦者にはピアノ演奏があり、それぞれの役柄に扮した4つのサウンドトラックが発表されました。(収録曲目の違いから物語におけるコンクールの進み具合も読めちゃうような…というのは穿ち過ぎかもですが^^;)
 それぞれ河村尚子、金子三勇士、藤田真央、そしてこの福間洸太朗と4人の錚々たるピアニストが当てられ、レコーディングされています。全員聴き放題で聴くことができそうなのでじゃあ誰から…と適当に選んだ^^;のがこの福間洸太朗さんの版でした。(俳優さんは松坂桃李さんです)

 おお、シューマンの「アラベスク」素敵!クライスレリアーナ良いじゃない!!と感激していたのですけども…ところがやっぱり企画盤でしたから、全曲入ってない!
 
没頭していたいのですが、サントラ盤故に曲目は抜粋なのですね。
 いやーーー私このクライスレリアーナ全曲聴きたいのに!としょんぼりしてしまいました。でもシューマンのこの曲を知っている方でしたら、第7、8曲のクライマックスと終焉は是非聴きたかったですよねぇ…。
 なので代わりになってしまうのは申し訳ないのですが、今回は同じ福間洸太朗さんが演奏されるシューマン、としてこちらをご紹介します。

アベッグ変奏曲 作品1(1834年)
ノヴェレッテ 作品21(1838年)
3つの幻想的小品作品111(1851年)

 でも福間洸太朗さんのクライスレリアーナからしてきっと素晴らしいのでは?と05年にリリースされたこちらの盤をご紹介しますけども、このノヴェレッテンも大変素敵です!
 いつかシューマンのコンサートがあったら行ってみよう、クライスレリアーナはその時のお楽しみにしよう、と思うくらい音の粒が揃っていて生き生きとしていました。

 それにしても14年の歳月は福間さんのビジュアルをえらく洗練させたのですね…。
 私はクラシック音楽を聴き出したのが浅いこともあり、お姿はサントラ盤のイメージしかありませんでした。ですからこのジャケット見た時、「これ、違う方じゃないよね…」と思わず「蜜蜂と遠雷」とを見比べてしまいました^^;
 いえ、音源はとてもシューマン世界に浸れます!そして福間さんについては是非他の作曲家のものも聴いてみようと思いました。
 

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