47 誕生日にはハイドンを(^_^;)

47 Haydn: Concertos Pour Violoncelle

鈴木秀美(バロックチェロ)/シギスヴァルト・クイケン(指揮)/ラ・プティット・バンド
 Hidemi Suzuki/Sigiswald Kuijken/La Petite Bande

(リンクから音源の頁に飛びます。)
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 ずっとずっとここのところ、昨日東京オペラシティコンサートホールで行われたバッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲の演奏会に備えてマタイ受難曲ばかり聴いておりました😅
 といってもヨハン・セバスチャン・バッハの代表曲のひとつでもあるマタイ受難曲、大抵CD3枚分あるので(公演は3時間)付け焼き刃な予習だとしても聴き比べる材料はアマゾンの聴き放題にワンサカあってこれまた困りました。
 しかしジャケットワークだけで適当に選んだ予習も、また当日のBCJの演奏会も大変興味深く、また心から感銘を受けた演奏会となりました。皆さん心から聖書の表現に集中されている感じが伝わってきましたし、没頭すれば3時間もあっという間の出来事でした。

※予習で聴いていたマタイ受難曲はラ・プティット・バンドのものでした。良かったらリンクしておきますのでお聴き下さい(タイトルからお聴き頂けます)。

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 クリスチャンでもなければキリスト教についてもボンヤリとしか分からない私のような不心得者にマタイ受難曲なぞちゃんと聴けるのか大変不安でしたけども、実際に立ち合ってみたらマタイ受難曲に関する詳しいパンフレットとともに音楽と展開に向き合いやすく、(1600円しましたが、これが必需品です)バッハの考えた独自の音響効果、実際の舞台感覚、視覚効果(イエスの役割を果たすクリスティアン・イムラーがまたピッタリだった!)とともに熱の入った公演に立ち会えた幸運を噛み締めました。

 すみません宗教曲は演奏会でつい眠ってしまう…😴となってしまうことも度々あるため、こういった聴き放題で予習もしておいて大変よかったです。
 指揮でバッハ・コレギウム・ジャパンの代表でもある鈴木雅明さんの長大なツイート群も大変手助けとなりました。
 バッハにご興味ある方は是非一読を。


 なのですが、今日はマタイ受難曲をご紹介するにはあまりに私がエネルギーを使い果たしてくたびれている😅のと、自分の誕生日なので…リラックスしたいこともありお気に入りのハイドンから、大好きな鈴木秀美さんのチェロ協奏曲集を選びました。

チェロ協奏曲第1番 ハ長調(1765~67年)
チェロ協奏曲第2番 ニ長調 作品101(1783年)
協奏交響曲 変ロ長調 作品84(1792年)
  
 このマタイ受難曲を聴くきっかけになったのが、鈴木秀美さんのマタイ受難曲ご出演が決まったからであり、それならバッハ聴いてみようかな…という感じだったからです。
(一応補足です。鈴木秀美さんはBCJ創立の1992~2014年までBCJの首席チェロ奏者でもありました。鈴木雅明さんとはご兄弟です)
 多くのクラシックファンは鈴木秀美さんのBCJでのキャリアに寄り添ってこられたことかとも思いますけども、クラシック音楽と接するようになって日が浅い私達はほとんど経験がなく、今回が初のBCJでした。
 どちらかといえば私はバッハ息子さんたちの方が聴く機会が多かったのですけども、お父さんについても身構えずに色々体験してみるべきだなぁと今回改めて考えさせられました。
 とはいえ今日は許して!ハイドンの朗らかで温かい音楽に心がほぐれていくのを感じ取っています。
 

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