42 聴き比べ選手権~モーツァルト・ジュピター編

42 Mozart: Symphonies Nos. 31 "Paris", 39, 40 & 41 "Jupiter"

ジョン・ネルソン(指揮)/パリ室内管弦楽団
 John Nelson/Ensemble Orchestral de Paris

(リンクから音源の頁に飛びます。)
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今日3月31日は私、ハイドンの誕生日ですぞ!  
なのですが…今回はモーツァルトです(^_^;)
 いえ私としても是非ともこのブログのアイコンでもあるハイドンをご紹介したかったのですけどもこちらに随分と時間がかかってしまって。  
 このあとハイドンのコンサートを聴きに拝鈍亭に出かける予定ですので彼についてはまた今日実演でお祝いしてからご紹介したいと思いますm(__)m。

 以前は目的の楽曲を買い求めるのにCDショップにずらりと並んだラインナップをすべてチェックして、時には膨大な数から指揮者やオーケストラの名前、あるいはジャケットや価格で推察しながら自分にあったものを判断しなくてはならず(しかもそれで成功するとは限らない)開けて聴いてみるまでは(特に知っている楽曲に関しては)期待もあれど、外したらどうしようかという不安も大きかったものです。
 これが2019年の現代では、即座に好きな楽曲が聴ける定額聴き放題に入っているのだから、だとしたら同じ曲について一体どういった、どれだけの演奏があるのだろうか?という興味が湧き、ふと思い立って聴き比べ大会的に多種聴いてみることを実行してみることにしました。
 そしてあまりこれといったことを考えずに、初回はジュピターを選んでみたのですけども…いやあ、種類多すぎ!!一生分とは言いませんがジュピターだけ抜き出してすべて聴くだけでも3日は掛かりそうです…。

※今回の選抜方法
 「mozart 41」「mozart Jupiter」と2種のキーワード検索をして
膨大なリストからとりあえずジャケットから聴きたくなる、興味を引いたものを十幾つか選別し(ここで結構な数が落とされています。勿論その中にも名演奏はあるかも知れませんけども…)
プレイリストに入れ→楽曲は聴きだして、「あ、これ自分の好みではないかも」と思った音源は即除外し(あと、私個人の意向ですが故人の方はあえて選択しない事も多いです。気に入ったのに実演を聴く機会が与えられないのも辛いですし、少しでも今ご活躍のアーティストを聴くことで収入が届いてほしい為です)
楽曲「モーツァルト交響曲41番」を最後まで聴き通せたのが一応、文末のプレイリストになります。(尚、順序に意味合いはありません。そして本当にジュピターしか入っていません。)
そしてこの中から、今回一番自分が良いな、と思ったのが今日の音源です。(あ、はっきり言って基準はそれだけですのでその点はお許しくださいね…)

交響曲第31番 ニ長調 K. 297「パリ」(1778年)
交響曲第39番 変ホ長調 K. 543(1788年)
交響曲第40番ト短調 K. 550(1788年)
交響曲第41番 ハ長調 K. 551「ジュピター」(1788年)

 ジョン・ネルソンさんってどこかでお名前聞いたことがあるな…と思ったら私は以前紀尾井ホール室内管弦楽団で彼の演奏聴いておりました(^_^;←すっかり忘れてる…)
 色々現代的(モダンという意味ではなく、編成、オーケストラ演奏など)な感性を併せ持ち美しく聴けるモーツァルトではないかな、と思いました。
 また音源は31番(パリ)と39、40、41番(ジュピター)が入っているためお得…というのも変ですけども、他の楽曲も透明感ある響きが楽しめ、モーツァルトを満喫できる1枚となっていますよ。

 あ~やっとまとめられました。疲れました(^_^;)
  そして同じ楽曲なのに、こうも演奏具合が違うのか!と驚いた聴き比べでありました。
 指揮者、オーケストラ(演奏の質もそうですが規模もそうですよね)、演奏方法、時代解釈、似た要素になりますが採用された楽譜…そりゃ皆さん「○○という曲は誰々さんの何年のあそこのオケの録音がいい」とか話すことになってしまいますよね。(自分はそんな境地には全くたどり着けていません…(^_^;)
 とはいえ同じ楽曲でも印象がまるで異なるものだということを認識できたこともあり、「個人的聴き比べ選手権」また時間があったときにでもやってみたいな、と思いました。でも時間がないとえらく難しいのも確かなようです…次は何にしようかな(オイ)

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