27 聴き放題、検索のコツ。(前編)


27 DUO

リチャード・ヨングジャエ・オニール、リー・スーミン(以上ビオラ)シン・ヒョンス (バイオリン)、ムン・テググ(チェロ)
Richard Yongjae O'Neill /Zia Hyunsu Shin /Taeguk Mun /Soo-Min Lee
(リンクから音源の頁に飛びます。)
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  私は幾つかの携帯できるデバイスと、パソコンでこのAmazon Music Unlimitedを使っています。
 普段音楽を聴くのはもっぱらサウンドバー(と一緒に古いミニコンポのスピーカーも繋がれている)をUSBで直接つないで聴いています。こだわっているとは言い難いけども、充電しながら聴けるので楽だし音も悪くはないと思います。
 配信というとアプリを直接操作しイヤホンで聴くのも悪くはないと思うけども、BGMとして使える環境があると尚のこと楽しいと思います。

 そして毎日AmazonMusicのアプリで検索しつつ聴いているのですけども、今回は家族に何種類か音楽をリクエストされたので探しあてて実際に聴いてみました。
 ただ、クラシック音楽だと音楽を探すのに少しコツがいるように思います。

  1. 作曲家、もしくはアーティストの名前を入力。しかし英語>日本語である(ただ日本語でしか表示されない場合もあり、気になる作曲家やお目当ての曲がある場合はそれぞれで探したほうが良い)
  2. 英語、日本語の他、更に探し求めたい場合は、作曲者の母国語表記で検索。(日本語で検索し→コピペがいいでしょうね…。)
  3. 作曲家名+スペースを入れ、聴きたい音楽の種類(symphonyとかsinfoniettaとかconcertoとかquartetなど)などを付けておく。
  4. スペースを入れて、他に手がかりになりそうなもの…作品番号(数字だけでもぐっと絞り込まれます)、メインの楽器(piano やflute)、副題などを付け足す。

 1と3は必須だと思うけども、あれもこれもとキーワードを書いてしまうとかえって検索の幅を狭めてしまうようです。
 4については1種類書いてみてまず検索し、それで何も出てこなければそちらを消して別の手がかりを入力したほうが目的の音楽にたどり着きやすいと思われます。
(例えばハイドンの交響曲などは 「haydn 76」 という塩梅でもだいぶ絞り込まれます。弦楽四重奏とかも入ってきちゃいますがそれでも探しやすくなるはずです。)
 そして今回、こういった検索で探し当てるのが難しかった音楽が盛り込まれているものを、今日の1枚とさせていただきます。
ヘンデルの主題によるパッサカリア
(ハルヴォルセン)
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 変ロ長調K.424
(モーツァルト・1783年)
ヴィオラとチェロのための二重奏曲 変イ長調 「2つのオブリガート眼鏡付き」WoO 32
(ベートーヴェン・1796年)
 ヴィオラとチェロの為のスケルツォ
(ヒンデミット)
2つのヴィオラのための2つの小品  第2番 ラメント
(ブリッジ)
ヴィオラ・ヴィオラ
(ジョージ・ベンジャミン)
 家族は私に「ベートーヴェンのビオラとチェロのデュオ曲、Op.でなくWoO32(WoOは作品番号なし、の意味。Op.は作品番号です。でもベートーヴェンとなると作品番号なしでも番号があるのですね(^_^;の2つのオブリガート眼鏡付き」というものというお題をリクエストしてきたのでした。
 とりあえず「Beethoven duo 32」で曲そのものまでにはたどり着きましたけども、より多くの演奏を引き当てたのが「Beethoven eyeglasses」でした。
 殆ど釣りのような状態ですね(^_^;)

 でもその工夫が、思いがけない出会いにも繋がります。聴いたことはなかったけどもとてもいい音楽だったのでこうやってご紹介できるのですから。
 Amazon Music Unlimitedでの検索のコツについてはこの次も違う角度からお届けしておりますのでご参考になさって下さい。

 ※あ!演奏もとても素晴らしいですよ、ただこの音源は18世紀~20世紀まで時代が行ったり来たりします。古典派ならば古典派の、同時代人の楽曲中心のものを聴くほうが個人的には好みでしょうか。 

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