20 そういえば聴いたことがない、チャイコフスキーのピアノ協奏曲2番。


20 Tchaikovsky, Piano Concertos No. 1 & 2

メロディ・チャオ(ピアノ)/ミハイル・ユロフスキ指揮/スイス・ロマンド管弦楽団
Mélodie Zhao(piano)/Michail Jurowski/Orchestre de la Suisse Romande

(リンクから音源に飛びます。)
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自分自身は割と古典派~ロマン派前期あたりの音楽が好みで、このブログを手がける前はそちらばかりを多く聴いていたような気がするのですが、折角この間ドボルザークとヨゼフ・スークに愉しさを見出したのだからと、ちょっと違うものを聴いてみようと何枚か聴いたのが…チャイコフスキーのピアノ協奏曲でした。
 といってもあまりに有名な1番の時点でそんなに心惹かれるものがなく、うーん、今回は駄目かな…となった最後の最後で「お!」となった1枚です。
 カップリングが1番に比較するとあまり演奏されることのない2番なので、なおのこと興味深く聴けました。
 チャイコフスキーの1番はクラシック音楽への入り口として大変分かりやすい曲調にもなっていますけども、今の自分には2番の方がより楽しく聴けたように思えました。
 2楽章がピアノ協奏曲と言うよりもピアノトリオ的で、バイオリンやチェロが大活躍します。だからあまり演奏されないのかな…(^_^;)協奏曲だとピアノのサポートに回りがちなオーケストラですが、この曲に関しては彼らも、特に首席奏者の力量がすごく問われそうです。
 そして忘れちゃいけないピアノのメロディ・チャオさん、中国系スイスの方で、1994年生まれなのですね…わっかいなぁ!でも透明感のある音色でアグレッシブさも兼ね備え要注目だと思います。
 聴き放題にもベートーヴェンのピアノソナタ全集があったりして、今度はそちらを聴いてみようかな…。

 さて、4枚ご紹介したので再びプレイリスト化。17のヴァンゲリスからスーク、このチャイコフスキーまで纏めております。
 プレイリストもその5まで来ました。小さな毎日の中でも新しい出会いも多かった4枚になっています。もしご興味ありましたらまとめてお聴き下さい。 (埋め込みからだと30秒視聴になるので、リンクからどうぞ。)

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