3 演奏会での復習が意外な方向に!

3 Yellow Edition - Beethoven: Piano Concerto No. 1, Op. 15 & Symphony No. 3, Op. 55  

ドゥブラフカ・トムシッチ・スレボトニャク(ピアノ)アントン・ナヌート(指揮)スロスロヴェニア放送交響楽団(リュブリャナ放送交響楽団)
  Dubravka Tomsic, Anton Nanut, Radio Symphony Orchestra Ljubljana
 (リンクから音源に飛びます。)
~この画面は広告です!~
 
 昨日オルケスストル・アヴァン=ギャルドの第一回定期公演に出かけてきました。
 新しい、若いメンバーが多く在籍する古楽系ピリオドオケ、と書くべきでしょうか。とても熱い演奏で私は大変満足しました(あと、今回自由席だったのでトッパンホールの音の響き方の違いもよく分かりました。今回は場所によってえらく響きが異なって聴こえ、前方側のお客様のほうがより満喫できたと思います)
 ベートーヴェンは気合を入れて聴かないと…といつも構えてしまうのですけども、交響曲1番とピアノ協奏曲1番はモーツァルトとの時代連続性をよく感じさせられてとても好きです。
 配信というのはこういった実際の演奏会での予習復習でも大活躍。(私中々曲と名前がパッと覚えられないもので…(^_^;)
 でも昨日堪能したピアノ協奏曲1番、フォルテピアノでの演奏は中々見つからないなぁ…と探していたら、リストの中に意外なお名前を発見。二度来日され、紀尾井シンフォニエッタで聴かせてくれた「幻の巨匠」と言われたアントン・ナヌートさんだ!

ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15(1800年)
交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」(1805年)

 アマゾンプライムミュージックアンリミテッドにはこういった素っ気ないアートワークの盤も数多くあり、YellowだのGreenなどカラフルな色合いで多くの音源を出しているandante mediaはドイツの音楽出版社ということしかわかりませんでしたけども、昨日のモーツァルトからの流れを堪能できる演奏とはまた違うモダンオケのどっしりと、でも流麗なピアノの音のものもまたいいなぁ、とすっかり聴きいってしまったのでした。
 ナヌートさんが指揮された紀尾井シンフォニエッタでの二度のメインは運命とブラームスの4番でしたが、この盤メインとなっている英雄も私にはどっしり目、でも後味がどこか爽やかな印象を残す演奏です。

コメント